きみと終活とわたし

「終活カウンセラー」のMr.Kuyouがお届けする終活・エンディングノートのブログです。

手元供養の需要の高まり【費用と永代供養が関係】

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終活カウンセラーのMr.Kuyouです。

 

以前からこのブログで紹介している「手元供養」ですが、最近需要が高まっています。

 

なぜなのかと考えてみました。

供養の現場で働いている私が感じていることを書いていきます。

 

手元供養の需要が高まっている理由

金銭的な事情(費用が安い)

手元供養が広がっている一番の要因は金銭的な事情だと推測します。

 

旧来の方法では、遺骨を納める先として「お墓」や「納骨堂」を契約するのに100万円以上の費用がかかります。

それに加えて、自宅に仏壇を購入すると20万円から50万円ほど。

 

合計で150万円以上かかることも珍しくありません。

 

しかし、平均寿命が延び、不景気が続く日本では、将来の貯蓄を崩すことに抵抗があり、供養に高額の費用をかけることができない人が増えてきています。

 

実際に仏事の専門誌を読んでいると、お墓や仏壇の単価は年々下がってきています。

 

手元供養は安いもので数千円から、人気のものは1万円台です。

中に遺骨の一部分を収めることができるため、お墓や納骨堂のかわりにする人もでてきました。

 

以前は、故人をより身近に感じたいという理由でお墓や納骨堂にも納骨し、それとは別に分骨して手元供養をしている人が多かったのですが、現在では、最初から手元供養にだけ遺骨を納め、残りは永代供養(合葬)や海洋散骨というケースが増えてきています。 

 

葬送の多様化(永代供養との相性のよさ)

家父長制度が続いた時代では、家の墓・納骨堂に遺骨を納めるのが普通でした。

しかし、「個」の時代になってきた現代では、「墓」や「納骨堂」以外にも供養の方法がでてきました。

 

「樹木葬」・「海洋散骨」・「永代供養墓への合葬」といった供養です。

 

しかしながら、「海洋散骨」や「合葬」といった方法は、遺骨を全て海に撒いてしまったり、他人といっしょに遺骨を納めてしまうと、二度と戻ってくることはありません。

 

その対応として「手元供養」が選ばれています。

 

手元供養に一部分の遺骨を納めておけば、散骨や合葬をしても安心です。

 

合葬や委託散骨は3万円くらいで可能ですので、1万円台の手元供養と合わせても5万円前後で供養が可能になります。

 

▼永代供養について詳しく書いた記事

www.shuukatsu.blog

 

▼散骨について詳しく書いた記事

www.shuukatsu.blog

 

宗教意識の希薄化と親戚関係の変化

宗教意識の変化も関係しています。

現在でも、特に檀家になっている寺院がなくても仏教式の葬式をする人が主流です。

 

しかし、葬式・四十九日のあとの一周忌や三回忌をしない人は増えてきています。

 

昔ほど本家や分家といった概念もなくなり、葬送の仕方や供養の方法については家族ごとや個人ごとの考えが尊重されるようになってきました。

 

親戚が、供養のことに干渉しなくなってきたと言い換えてもいいでしょう。

 

宗教色とあまり関係のない、故人を偲ぶ方法である「手元供養」をしたからといって、他人から責められることがなくなってきたということです。

 

親心によるもの(終活の流行)

終活ブログを運営している私が書くのも変な感じもしますが、「終活」という言葉の影響力が強くなってきたことも影響しています。

 

芸能人が終活の話題をテレビで話したり、本を出していたり、終活が身近なものになってきた気がします。

 

もともと、お墓は「寿陵」といって、生前に建立されることが多いのですが、「合祀墓」や「散骨」といった、特に生前に契約をする必要のない供養まで、生前契約をする人が明らかに増えてきています。

 

「子どもに負担をかけたくない」という気持ちが強すぎて、自分の手元供養を購入する人まで出てきたという状況です。

 

人気の手元供養ショップ

老舗は「ソウルジュエリー」です。

ほとんど全ての種類の手元供養が揃っています。

 

ソウルジュエリー楽天ショップ」 

https://item.rakuten.co.jp/mgohnoya/c/0000000561/

 

先日「エンディング産業展」で新作を見せてもらいましたが、どれも素敵でした。

 

手元供養の写真

 

一見、これが手元供養とわかる人は少ないでしょう。

 

今後も、手元供養についての新しい情報がありましたらお届けします。

 

それでは。

 

▼手元供養について詳しく書いた記事

www.shuukatsu.blog

 

▼ミニ骨壺について書いた記事

www.shuukatsu.blog