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「終活カウンセラー」のMr.Kuyouがお届けする終活・エンディングノートのブログです。

自宅墓のおすすめ5選!価格やメリット・デメリットをお墓ディレクターが紹介!

こんにちは。

終活カウンセラーでお墓ディレクターのMr.Kuyouです。

厚生労働省後援で公益社団法人全日本墓園協会開催の墓地管理講習会の全課程を修了しています。

 

本日は、流行の兆しが見える「自宅墓」(宅墓)のオススメを紹介します。

後半は、「自宅墓」のメリットとデメリット、よくある質問についても解説しています。

 

おすすめ「自宅墓」5選【お墓ディレクター調べ】

自宅墓の種類には、全てのご遺骨をおさめる方法の全骨収蔵のタイプと、ご遺骨の一部をおさめる方法の分骨のタイプがありますので、どちらのタイプかも記載しています。

 

スッキリでも紹介された人気の自宅墓「宅墓」(分骨タイプ)

宅墓の写真

宅墓さんのホームページからの画像です

 

たくぼ(宅墓)|浦部石材工業有限会社|滋賀

 

マスコミにもよく取り上げられているのでご存知の方も多いかもしれません。

2015年に商標登録されてスタートされたそうです。

 

宅墓の金額

一人用:70,000円(税込)送料別

二人用:140,000円(税込)送料別

 

宅墓のポイント・感想

石の質感がよくでていていいなと思いました。

シンプルなデザインながらも、洋室、和室、どんな部屋にも合いそうです。

 

スッキリで放送されたときのTwitterの反応(視聴者の声)もさまざまでした。

 

・「うちもお墓は田舎にあるから遠くてなかなかお参りにいけないし宅墓もアリっちゃアリかな~
土地いらないし、戸建てなら庭に置いて植物で囲むのもいいかも」

 

・「自分が居なくなった時の御骨をどうするのか。遺された遺族も困るわなぁ。宅墓が家の中に増える訳だろ?1つならええかも知れんけど何個も家の中に墓が棚に並ぶってゾッとしない?」

 

・「宅墓、いいなぁ
こういう小さなお墓とか、なんなら写真だけでもいい
遠くの立派なお墓に入れられて、来るのが億劫と思われたり、負担を残すのは嫌だな
日常の中でふと思い出して欲しい」

 

・「宅墓いいけど、骨壷小さいから成人の骨は全部入らないんでないか?
分骨して残りはお墓に入れるって事?」

 

・「スッキリ見ていて「宅墓」って初めて知った。いいなずっと一緒にいられるのって。」

 

比較的、好意的な意見が多かったようです。

 

しかしながら、宅墓に入るご遺骨が一部分のため、結局のところ大部分のご遺骨を、お墓、納骨堂、合葬、樹木葬、散骨などで供養しなくてはいけないことに不安を感じている方がいらっしゃいました。

また、宅墓を残された遺族が困るといった意見も見られました。

 

ご自宅でご遺骨を供養するということは、ご自宅にご遺骨が残るということです。

お参りする方がいるうちはいいですが、いなくなった場合に、宅墓がどうなるのか?

私たち専門家は解決方法をいくつも持っていますが、普通の方は戸惑うかもしれません。

 

永代供養がついている自宅墓「棲家(すみか)」(全骨タイプ)

棲家(すみか)の写真

棲家(すみか)さんのホームページからの画像です

 

自宅墓、宅墓は自宅で遺骨を供養する新しい形|棲家(すみか)・松戸家

 

永代供養がついているのが最大のポイントだと思います。

ご遺骨も全部入れることができるのも特徴です。

 

棲家(すみか)の金額

一人用:327,800円(税込)

二人用:437,800円(税込)

 

棲家(すみか)のポイント・感想

実は私、以前「エンディング産業展」で見せてもらったことがあります。

 

棲家のエンディング産業展での写真1

 

棲家のエンディング産業展での写真2

 

面白いこと考えてる会社があるなーと思いました。

一見普通の仏壇にしか見えませんでした。

隠し扉の中にご遺骨をいれる箱があるのです。

 

自宅墓や、永代供養のことの連絡窓口が一本化していることが素晴らしいです!

自宅墓の弱いところをカバーした商品です。

 

少しお高いところと、仏壇タイプなので合わないお部屋があること以外は文句なしです。

 

かねみつ石匠の自宅墓(全骨タイプ)

かねみつ石匠の自宅墓の写真

かねみつ石匠さんのホームページからの画像です

 

自宅墓のかねみつ石匠 | 手元供養の新しいかたち

 

自宅墓と聞いたら、こういう形をイメージする人が多いと思います。

仏間がある人向けでしょうか。

骨壺のまま入れられます。

 

かねみつ石匠の自宅墓の金額

一人用:220,000円(税込)6寸壺用

基本的には一人用で、二人以上は別の袋に入れ替え。

 

かねみつ石匠の自宅墓のポイント・感想

かなり昔から、インターネットで見かけています。

ご遺骨が骨壺のまま入るので、最初の段階で困ることはなさそうです。

問題は「宅墓」と同じく、自宅墓を残されて所有者が亡くなられたときのことです。

ご遺族や関係者の方が困る前、生前にどのようにするかを考えておく必要がありそうです。

 

自宅用ガラスのお墓「KOBO」(コボ)(分骨タイプ)

「KOBO」(コボ)自宅ガラス墓の写真

KOBO(コボ)さんのホームページからの画像です

 

小さなお墓KOBO / TOPページ

 

木製やガラス製、陶器のものは、一般的には手元供養として売り出されることが多いです。

あえて、「小さなお墓」と表現されているところにこだわりを感じます。

 

「KOBO」(コボ)の金額

一人用:89,100円(税込)

ガラスのお墓のデザインによって金額が違いました。

この金額は、ご遺骨を粉骨してKOBOに入れ、残った大部分のご遺骨を海洋散骨する金額もセットです。

単品での販売もされています。

 

「KOBO」(コボ)のポイント・感想

まずパッと見てこれが「お墓」をわかる人は少ないと思います。

とても綺麗なデザインで、特に女性が好まれるのではないでしょうか。

ガラス作家の方も複数いらっしゃって自分好みのデザインが見つかりそうです。

 

最初の散骨や粉骨もセットになっているプランがあるのが魅力的です。

 

KOBOの中に入れる粉骨されたご遺骨も、残された方がどうしていいかわからなくなったときは、相談したら有料でもう一度海洋散骨してくれるのではないでしょうか?

代行海洋散骨は49,500円(税込)と記載されていました。

 

どんな部屋でも合いそうですし、大きさもちょうどよさそうです。

まだ、そこまで大きく取り上げられたことはなさそうですが、マスコミで紹介されたら大人気になる予感です。

 

オシャレな自宅墓 iebo (家墓)(分骨タイプ)

iebo (家墓)の写真

iebo (家墓)さんのホームページからの画像です

 

手元供養 | 福井県福井市の増谷石材工業【職人の技術と知恵を詰め込んだお墓】

 

手元供養で売り出されているようです。

内容は最初に紹介した「宅墓」とほぼ同じです。

デザインが違うのと、中に入る骨壺の大きさが少し「iebo」が大きく、そのため値段も高くなっています。

 

iebo (家墓)の金額

一人用:143,000円(税込)

複数デザインがあり、金額は少し違います。

 

iebo (家墓)のポイント・感想

「宅墓」ほど売れてなさそうなのは、大きさや金額が関係していそうです。

単体のデザインはとてもカッコイイと思います。

そのカッコよさゆえ、普通のお家には合わないのと感じられているのかもしれないです。

 

いいものを作れば売れるわけではないというのが「自宅墓」や「手元供養」の売る側の難しさです。

 

個人的にはネーミングとロゴマークがとても素敵だと思います!

 

 

以上が、専門家が数ある「自宅墓」の中から見つけたオススメの5選でした。

 

続いては、「自宅墓」のメリットとデメリットとQ&Aです。

 

自宅墓(宅墓)のメリット・デメリット・よくある質問

自宅墓のメリット

①移動社会に適している(引っ越ししても大丈夫)

現在の日本の社会で、生まれた場所、学ぶ場所、働く場所がずっと同じという人は珍しいのではないでしょうか?

私自身も親の転勤や進学、就職、転職で10回以上引っ越しをしています。

自宅墓であれば、引っ越ししても大丈夫です。

 

人口減少社会の日本では、優秀な人ほど海外に行かれるかもしれません。

自分が地元に残っても、子どもが残るかはわかりません。

先祖代々の土地を守っていける人ばかりではありません。

「人生100年時代」と言われる世の中、移動を前提とした供養のあり方が求められていると感じています。

 

ある自宅墓のインタビューでは、「母が介護施設に入所するとき、父が納骨された自宅墓を持っていくことができ、母が喜んでいた。」というエピソードがあり、なるほどそういう需要もあるのかと思いました。

 

お参りに行けない遠くの墓より、いつでもお参りできる「小さなお墓」の人気が高まっているのも、そんなところにあるのかもしれません。

 

②金額・費用が安い

普通のお墓や納骨堂は100万円以上するものがほとんどです。

それに対して「自宅墓」は、安いものは10万円以内の値段からあります。

合葬墓や海洋散骨は、5万円くらいの金額からありますが、全てのご遺骨を合葬・散骨するのは寂しい。

しっかりと供養でき、なおかつ費用が安いのが「自宅墓」のよい点です。

また、霊園や寺院と違い、年間の管理費がかからないのもポイントです。

 

③跡継ぎがいない人も安心

普通のお墓と比べると「墓じまい」も簡単です。

数十万円の墓じまい費用がかかりません。

 

自分が最後の人になる場合、配偶者や両親のお墓を「自宅墓」にしておき、自分が亡くなったときは自分の遺骨と「自宅墓」の中の遺骨をどのように供養してもらうか決めておけば、迷惑がかかることはありません。

遺書やエンディングノートに書いておくといいでしょう。

 

跡継ぎがいない人も安心と書きましたが、後の人に負担をかけたくないという人にも向いています。

費用が安く、年間の管理料もかからない。

墓じまいの費用の心配もしなくていい。

 

自宅墓のメリットは数多く、今後の日本で珍しくない供養の選択肢になるはずです。

 

自宅墓のデメリット

①家族・親族に理解してもらえない

これが一番多いと思います。

家族や親族が自宅にお墓を置くことを嫌がる可能性があります。

こればかりは、どうしようもないことなので、意見が分かれるのであれば「自宅墓」はあきらめた方がいいです。

今は、樹木葬や永代供養、海洋散骨など供養のあり方も多様性があります。

皆さんが納得できる方法を探すのが一番だと思います。

 

②最初の大部分のご遺骨や、自宅墓が残されたときのご遺骨の問題

オススメで紹介した「自宅墓」の中にも、この問題が解決できそうなものと、自分で考えなくてはならないものに分かれています。

 

まず、自宅墓に入る骨壺は通常よりかなり小さなものですから、火葬されたあとの6寸壺や5寸壺のご遺骨の全ては入りません。

小さな骨壺に入れる分以外を、ほかのお墓や、納骨堂、永代供養、合葬、海洋散骨などで供養する必要があります。

 

また、自宅墓でお参りしている人が亡くなった場合。

例えば、ご主人が亡くなり、奥様が自宅墓を購入。

奥様が自宅墓でお参りしていたとしましょう。

奥様が生きているうちは大丈夫です。

奥様が亡くなったときに、その自宅墓をどうするか?

 

仮に子どもがいたとして、その子どもの配偶者や子は、自宅におじいちゃんの自宅墓とおばあちゃんの新しい自宅墓がくることを受け入れられるでしょうか?

私は難しいと考えます。

 

最後に残った「自宅墓」と「その中に入っているご遺骨」の最終的なご供養先のこともセットになっているのは、紹介した中では「棲家」だけです。

(しかし、棲家は少しお高い)

 

私が考えるデメリットは2つだけです。

 

当たり前のように、経済が成長して、結婚して、子どもができてという時代は終わりました。

みんながそうしていたから、そうする。

というのも終わりです。

 

普通のお墓や納骨堂が合うお家もあれば、樹木葬や自宅墓が合うお家もある。

自分の配偶者や子どもと生前から話し合うことが大事です。

 

自宅墓(宅墓)でよくある質問とそれに対する回答

Q.自宅(室内)で埋葬することは法律の問題はないのですか?

A.ご遺骨を庭に埋めるのは違法ですが、自宅(室内)で安置するのは違法ではありません。

 

もともと、お墓に納めるのは四十九日や百箇日が多いのですが、お子様を亡くされた場合などは、ずっとお手元にとご自宅で安置されていることも多いです。

「墓地、埋葬等に関する法律」、お墓に関する仕事をしている私たちは「墓埋法」と言っていますが、「墓埋法」にも触れません。 

 

一説には金銭的な事情などで、ご自宅(室内)に安置されている骨壺は10万個以上あると言われています。

 

問題は、そのご遺骨が最終的にどこで供養されるかということです。

 

Q.「手元供養」と「自宅墓」の違いは何ですか?

A.大きな違いはありません。

 

ご遺骨をおさめる場所があるのを「自宅墓」 

ご遺骨をおさめる場所がないのが「手元供養」ではないです。

 

「手元供養」の中にも、ご遺骨をおさめることができるものはたくさんあります。

 

販売する側が、「手元供養」というか「自宅墓」というかの違いだと考えてよさそうです。

私が調べた範囲では、石材店が「自宅墓」という形で売り出しているケースが多いように感じます。

また、「自宅墓」の方が「手元供養」に比べて大きいものが多く、中に入る遺骨の量も多いです。

 

Q.自宅墓は生前に購入していた方がいいのでしょうか?

A.彫刻がある場合以外は、生前の購入もオススメです。

 

彫刻がないものに関しては、家族と相談のうえ、生前に購入しておくことはいいことだと思います。

彫刻があるものに関しては、生前によく相談しておいて、亡くなったあとに残された方が購入する。

もしくは、故人の名前を入れない彫刻デザインにするのがいいでしょう。

 

普通のお墓と違い、「自宅墓」は比較的短納期のものが多いはずです。

生前でも、お亡くなりになられた後でも困ることはないと考えます。

 

Q.自宅墓への納骨方法は?

A.簡単な方法が多いです。安心してください。

 

手元供養は粉骨することが前提になっているものが多いですが、自宅墓は分骨タイプでも比較的骨壺が大きいので、のどぼとけや小さいご遺骨をそのまま入れられます。

頭蓋骨を入れようと思うと自分で砕かないといけませんので、苦手な人にはきついと思います。

私は、のどぼとけと小さいご遺骨を入れるだけでいいと考えます。

 

Q.自宅墓の金額の相場は?

A.材質や大きさにより違いますが費用は10万円から20万円くらいのもが多いです。

 

ガラス、御影石、仏壇タイプで金額もさまざまですが、調査した結果、モノだけの場合、10万円から20万円の間が多いようです。

ここに供養のサポートがつくと金額が上がります。

 

Q.自宅墓にペットの遺骨を入れてもいいのか?

A.自宅墓にペットの遺骨を納めても問題ありません。

 

ただし、永代供養付きの自宅墓で、遺骨を永代供養をしてもらえるものがありますが、ペットの遺骨は永代供養できませんので注意してください。

最終的なペットの遺骨の埋葬先は自分で探す必要があります。

(ペットの遺骨は庭に埋めても違法ではありません)

 

Q.自宅墓の読み方は「じたくぼ」なのか、「じたくはか」なのか?

A.「じたくぼ」と読む人が多いです。

 

私のまわりでは「じたくぼ」派が優勢です。

また、Googleで検索するときも「じたくぼ」で検索した場合の方が、「自宅墓」に適した検索結果が出ていますので、「じたくぼ」という読み方が一般的になっていくのではないでしょうか?

余談ですが、「永代供養」は「えいたいくよう」が正しい読み方ですが、「えいだいくよう」と言っている人もたくさんいます。

 

 

本日は、おすすめの自宅墓(宅墓)や、自宅墓のメリットやデメリット、よくある質問について書きました。

 

繰り返しになりますが、数ある選択肢の中から自分自身や自分の家族にとって最適な供養のあり方を選ぶことが大事です。

 

あなたの終活がうまくいきますように。

 

それでは。

 

▼手元供養について詳しく書いている記事もあります。

www.shuukatsu.blog

 

▼「終活」についてまとめた記事も書いています。

www.shuukatsu.blog