今回はペットの手元供養・自宅供養のおすすめの商品を終活カウンセラーが紹介します。
その前に、ペットの手元供養が行われるようになった背景についても書きます。
ペットの手元供養(自宅供養)の準備。考えていますか?
ペットは家族同然。
もしかしたら、家族以上の方もいらっしゃるかもしれません。
日本でペットとして飼われているイヌとネコの数は、合わせて、なんと2000万匹以上で、15歳未満の子どもの人口を超えているそうです。
ひとり暮らしの同居人として。
子どもが成長し世帯から独立した後の家族として。
今後も、ペットとして飼われる動物は増え、私たちを癒してくれるでしょう。
ところが、ペットの遺骨は法律上、人間の遺骨とは違い「モノ」扱いとなります。
人が亡くなった場合は、「墓地、埋葬等に関する法律」通称「墓埋法」に沿って、火葬・埋葬されますし、収蔵できる場所も墓地以外にしてはいけないと定められています。
対して、ペットの遺骨に関しては、法律上は「一般廃棄物」となってしまうのです。
ペットが亡くなってしまったとき、昔は、庭に埋めたという人もいると思いますが、自分の家の庭にペットを埋めても法律上は問題ありません。
しかし、長年かわいがって、ともに暮らしてきたペットです。
火葬し、大事に供養したいと思う方が増え、ペットの火葬をする専門業者や、ペット霊園が増えてきています。
ペット用の「手元供養」が広がってきたのも、そのような背景からです。
ペットを手元供養(自宅供養)する理由
ペットの手元供養が求めらている理由として
- ペットと離れたくない、手元に置いておきたい
- そのまま離れてしまうとペットロスになってしまいそう
- 全て合葬、もしくは処分されてしまうのはかわいそう
- 近くにペット霊園がなく火葬の業者しかなかった
- 最近のペット霊園の破たん騒動を見て安心できないと思った
- 将来、自分が死んだときに副葬品としていっしょに火葬してもらう予定だ
ペットの手元供養(自宅供養)を早めに準備すべき理由
- ペット霊園の個別のお墓や納骨堂にするのか?
- ペット霊園の合葬墓(ほかのペットといっしょに入るお墓)にするのか?
- 自宅に全て持ち帰るのか?
- 一部を手元供養用に自宅に持ち帰り、残りを合葬してもらうのか?
ペットの手元供養(自宅供養)の人気おすすめ商品「コッコリーノ」
コッコリーノとはイタリア語で「かわいい子」・「お気に入りの子」という意味で「大切な家族」という気持ちを表しています。
ジャパンペットフェア2017の新商品コンテストの犬部門で最優秀賞を受賞したのもうなずける、愛らしいデザインです。
デザインはイヌが2種類、ネコが2種類の4種類。
色はそれぞれ5色から選べます。
コッコリーノは、北イタリアの工房で、熟練の職人の手によって丁寧につくられます。
塗装の後、窯に入れて1200℃で焼き上げますが、動物のような複雑形状は焼く時に変形しやすいため、焼き上がりの調整に苦労があるそうです。
作り手の顔が見える、温かみのある手元供養です。
そして、私がおすすめする一番のポイントが、遺骨を入れる部分に工夫があることです。
ペットの手元供養で気を付けなくてはならないことがあります。
まず、粉骨せずに遺骨を入れることができるかです。
ペット用の手元供養は小さいことも多く、遺骨を細かく砕いてからでないと入らないことも多いのです。
コッコリーノの底のフタの穴の大きさは37ミリあり、遺骨を砕かなくても入ります。
次に注意しないといけないのが、手元供養を自宅に置いていた持ち主が亡くなったときに手元供養をどうするかということです。
火葬場で副葬品としてペットの遺骨をいっしょに焼いてもらい、飼い主とペットがいっしょの骨壺に入るということを望まれるケースも多いですが、その場合、ペットの遺骨が手元供養から取り出せることが重要になってきます。
コッコリーノはその際も安心です。
デザイン面と機能面。
いつまでもいっしょにいたくなるようなデザインと、持ち主に、もしものことがあったときに対処ができる機能を持ち合わせているペットの手元供養はそう多くありません。
最近では人間の自宅墓や手元供養をペット用に使っている方も多い
近年、人間用の自宅墓や手元供養が充実しています。
その人間用の自宅墓や手元供養をペット用にしてお参りしている方も多いのです。
ペットは家族と思っている方からすれば、区別はしなくてもよいということだと思います。
人間用まで視界を広げると商品数は一気に増えます。
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ペットの将来を考えて、手元供養の早めの準備を検討してみてもよいかもしれません。
また、必ずあなたより先にペットが逝くとは限りません。
自分自身にもしものことがあったときのために、エンディングノートを用意し記入しておくことが大事なペットのためになります。
ペットの手元供養で気を付けること
ペットの手元供養・自宅供養をおすすめしましたが、ペットを供養している人が亡くなってしまった場合、その手元供養の商品やペットの遺骨をどうしたらいいのか、残された人が困ることになります。
自分自身の最期のときが近づいてきたら、ペットの遺骨はペット霊園で合祀し、ペットの手元供養は処分することが必要になるでしょう。
(引き継いでくれる方がいれば別です。)
このページを訪れたアナタがよいペットの手元供養に出会えますように。
それでは。
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