終活カウンセラーのMr.Kuyouです。
日々、終活に関する情報が集まってきますが、今回の情報には驚きました。
なんと、13回忌までの供養後、合葬(合祀)される納骨堂が15,400円ということです。
(2017年2月)
一番安い納骨堂(永代供養付き)「涅槃堂」(ねはんどう)は送骨対応
納骨堂に安置する費用(金額)は格安の1万円
永代供養の費用が1万円。
手数料が5,400円。
合わせて15,400円です。
納骨後の管理費用などは一切かからず、生前の予約も受け付けています。
私が知る限り、日本で一番安い納骨堂です。
納骨堂の場所
永代供養される納骨堂「涅槃堂」の住所は、
〒413-0231 静岡県伊東市富戸1164-7 「願行寺」
骨壺を送る「送骨」にも対応
遠方で遺骨(骨壺)を持ち込めない人には、郵送で送る「送骨」での対応も受け付けています。
東京では、お墓や納骨堂が高く、ご自宅に遺骨を置いたままの人がたくさんいるそうです。
そんな方でも受け付けてもらえます。
生前予約も可能
生前予約もできるので、夫婦で申し込みをされる方もいらっしゃるようです。
供養の費用を安くして、生きているうちにお金を使いたいということかもしれません。
毎月20体の遺骨が送られてくる
涅槃堂での永代供養は、2016年の10月から開始され毎月20体の遺骨(骨壺)が送られてくるそうです。
2017年2月現在で、既に270体の遺骨を永代供養されているとのこと。
送られてくる人で一番多いのは「お墓を買うお金がない」という理由だそうです。
格安永代供養をつくった住職の経歴と考え
願行寺住職 牛込覚心
■Profile
1986年、臨済宗妙心寺派医王寺で出家得度。1989年に自らの設計により、願行寺を建立。住職として以外にも、漫画原作者、小説家、建築家としても活動。
■代表著書
【小説】「リリーちゃんとお幸せに」/【漫画原作】「包丁人味平」「スーパーくいしん坊」/【仏教著書】「現代お墓革命」「葬式の探求」など
出典:願行寺ホームページ
住職はもともと、小説や漫画の原作を書かれていたようです。
誰しもが平等に、また一人でも多くの方に穏やかにお休みいただけるよう涅槃堂での供養を始めたとホームページには書かれていました。
願行寺涅槃堂のホームページ
▲願行寺「涅槃堂」の公式ホームページです。
詳しく知りたい方は、お寺のホームページをご覧になってください。
※2021年7月にサイトを見に行くと、15,400円の永代供養は確認できなくなっていました。30,000円の永代供養があるようです。
終活カウンセラーがおすすめする送骨できる格安永代供養(合葬)
最新の情報です。
熊本と大分の県境にある金剛宝寺「天空陵」でも、樹木葬墓地での永代供養(合葬)を送骨で受け入れています。
費用:5万円(税込)
年間の管理料なども一切なし
檀家になる必要もなし
【天空陵の住所と電話番号】
大分県玖珠郡九重町大字湯坪618番地3
熊本県阿蘇郡南小国町瀬の本6325-9
TEL:0967-44-0708
フリーダイヤル:0120-109-594
天空陵樹木葬のホームページ
熊本・大分の樹木葬 | 金剛宝寺【天空陵】15名様まで埋葬可 45万円
この時は、まだ埋まっていませんが、現在、九州で最大級の樹木葬墓地です。
もう600基以上の樹木葬が設置され、この区画は完売になり、2号墳が加入者募集中で、全国の方が契約されています。
国立公園内にある抜群のロケーションで、多くの樹木葬墓地を見た私も驚きでした。
樹木葬の45万円も格安ですが、ここの中心部に合葬墓地があります。
そこが5万円です。
しかも、デジタル過去帳が無料で利用できたり、法事もリモートでできます。
ほとんど宣伝していないので、電話でミスタークヨウの終活ブログを見たと言ってもらった方がいいかもしれません。
どちらかというと、困った方向け、人助けで永代供養の合葬をされているような感じです。
さらに、生前受付も可能です。
このように、永代供養の使用承諾書も発行されるので安心です。
年間に5回も合同供養があり、とても手厚い供養をしてくださいます。
忙しいお寺なので、もし、この記事を読んだ人が多くて申し込みが殺到した場合は掲載をやめるかもしれません。
送骨は「ゆうパック」で行う
送骨での永代供養を受け付けている寺院は増えてきましたが、注意点があります。
宅急便や佐川急便では、遺骨は運べません。禁止されています。
ゆうパックは禁止されていません。
また、送骨は法律では禁止されていません。
厚生労働省が定めた「墓地、埋葬等に関する法律」にも遺骨を送ることを禁止することは書いていませんので大丈夫です。
ただし、遺骨を送る際の紛失の可能性はゼロではありません。
自宅の近くで格安の永代供養を探したい場合
安い永代供養を探しているけれど、やっぱり地元に近い方がいいという人も多いはずです。
そんなときは、資料請求をするといいでしょう。
「よりそうのお葬式」の資料請求をすると、総合パンフレットも同封されます。
全国20箇所以上の寺院の永代供養から選ぶことができます。
かかる費用も35,000円と、普通と比べると非常に安いです。
年間の管理料も不要です。
こちらも直接寺院に持っていくこともできますし、送骨もできます。
気を付けないといけないのは合祀といって、他の人といっしょに納められることです。
自宅墓(宅墓)といって自宅供養も費用が安い
自宅墓といって自宅で供養するも費用が安く済みます。
永代供養の合葬と組み合わせる方が多いようです。
人気があるのは、自宅墓「おくぼ」です。
永代供養とのセットが148,000円と普通のお墓に比べると非常に安いです。
▼一点物のステンドグラスの写真立てと永代供養付きのプランもある自宅墓「おくぼ」の詳細が知りたい方はこちら
格安に見えるが屋外納骨堂の「のうこつぼ」はおすすめしない
お墓のサブスクリプションで有名になってきている「のうこつぼ」ですが、月々払いは安く見えますが、10年単位の総額だとすごく高いです。
転勤族で将来どうなるかわからない方が一時的に預けるような使用方法以外はオススメしません。
一番安い委託散骨
海洋散骨を希望する場合は、「ミキワの粉骨・散骨サービス」がおそらく一番安いでしょう。
全国対応・送料無料で送骨し、代理散骨をしてもらうのに25,000円(税抜き)です。
東京23区内であれば無料引き取りも実施しています。
詳しくは、公式ホームページを確認してください。
「終活」にさまざまな選択肢があるのはいいこと
ときどき、骨壺を電車の網棚の上に置いていく人がいるというニュースを聞きます。
お金がなく骨壺の供養先を見つけられないまま、どうしようもなくなり置いていくのでしょう。
そんな人に届いて欲しい情報です。
供養は安ければ安いほどいいというものではありませんが、長引く不況や、それぞれの事情で、どうしてもお金がない人はいます。
そういった人でも、ご自身や大事な人を供養できる場所があるとわかれば救われることもあるのではないかと思います。
高齢化社会の日本。
今、健康で若い人も、将来は自分の問題になるかもしれません。
こういった情報が届きましたら、またこのブログで紹介します。
それでは。
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