お墓ディレクターのMr.Kuyouです。
浄土真宗の法名が短くて(3文字)心配する人は多い
「亡くなった夫の法名(戒名)が、おじいさんの時やおばあさんの時より短い。お葬式はしっかりとしているし、かなりの金額のお布施もしたのになぜ?」
「たったの3文字なんだけど、お寺さんを怒らせるようなことしたのかな?」
今まで、何度もこんな相談の電話を受けました。
一つのお寺ではなく、複数のお寺の門徒さんからの相談でしたので、全国的にも多い質問ではないかと思います。
浄土真宗の法名(戒名)の基本は3文字
そんな時は、こう言います。
宗祖の親鸞でも法名は3文字
「浄土真宗の宗祖の親鸞さんの法名が『釋親鸞』(しゃくしんらん)なんです。おじいさんやおばあさんの時が長過ぎて、今が普通に戻ったんです。浄土真宗は日本全国3文字です。」
すると、
「そうだったのね~。よかった。」
と安心してもらえます。
お寺さんには聞きにくいことのようで、相談件数の中でもベスト5くらいに入ります。
どうしても院号が欲しい場合は、本山に一定額以上の護持費を納めるということが必要になるそうです。
親鸞聖人と浄土真宗
相談者の悩みを一瞬で吹き飛ばす「親鸞聖人」
死後何百年も経って、自分の名前がこんなことに使われるなんで、思ってもみなかったに違いありません。
当社では、いろいろな宗派のお寺とのお付き合いがありますので、どの宗派がいいとか悪いとかの話はしてはいけない雰囲気です。
が、匿名のブログなので、少し意見をさせてもらいますと・・・。
インフレ気味だった法名(戒名)を、「釋〇〇」の3文字にした浄土真宗はスゴイと思っています。
仕事だって、一度増やしたものを減らすのって、本当に難しい。
それを、全国レベルでやってのけるのは並大抵のことではなかったと思います。
法名(戒名)の長い短いって、やっぱりいろいろあると思うんですよ。
あの世に行ってまで、誰かと比べてどうだとかやりたくないですから。
みんな3文字。大賛成です。
そんなわけで、大切な方が亡くなって、法名(戒名)を頂いたけれど、「釋〇〇」の3文字で驚いた方は安心してください。
浄土真宗の法名が3文字なのは全国共通で問題ありません。
それでは
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