Mr.Kuyouです。
暑い日が続きますね。
皆さま、夏バテしていないでしょうか?
もうすぐお盆。私は一年で一番忙しいシーズンを迎えています。
今日は戒名(法名)彫刻について書いてみます。
戒名彫刻とは?
戒名彫刻とは、亡くなった方の「戒名」(法名)、「没年月日」、「俗名」、「享年」を墓石本体や、墓誌(法名碑)に彫刻することです。
最近では、無宗教の人もいますので、その場合は戒名以外を彫刻します。
一般的に納骨をする四十九日までに彫ることが多いですが、四十九日を過ぎてから彫っても問題ありませんし、納骨の日に間に合わないからといって罰があたるとか亡くなった人に悪いとかいうことはありません。
戒名彫刻の費用・相場は?
全国でばらつきがあるようですが、業者(石材店)の集まりで聞いた話では、3万円から5万円の間でした。
戒名彫刻にかかる工事期間は?
当たり前ですが、彫刻は彫ったらもとに戻すことはできません。
そのため、チェックを厳重にします。
急ぎに急いだ場合は1週間程度でできることもありますが、普通は1ヶ月くらいかかります。
戒名彫刻を見て思うこと
戒名彫刻を見ていると、いろいろなことがわかってきます。
最近は若い人が行ってくれるので、お寺さんや霊園さんに戒名彫刻の下見も減りましたが、何年か前は「蚊はお友達」レベルで下見に行っていましたので、その時感じたことをお伝えします。
日本は戦争をしていたということ
享年の下に「戦死」と彫られていることを目にします。
自分より、ずっと年下の方が亡くなっていたんだということがわかります。
戦争は映画やドラマでしか見たことはありませんが、実際に多くの方が亡くなり、多くの方が悲しんだのを実感します。
戦死された方は、遺骨がないという方も多いです。
生き残った方が戦地の土を持って帰り、遺族に渡し、その土を骨壺に入れているというケースはよくあります。
父母より長く生きる
お客様と話す中で、よく話題になります。
男性であれば、自分の父親が死んだ年齢。
女性であれば、自分の母親が死んだ年齢。
自分の父親が死んだ年齢が近づくと、「自分もそろそろかな」と思う方もいらっしゃるようですが、安心してください。
ほとんどの方が、自分のお父さんお母さんより長生きします。
妻は夫が死んでも、けっこう平気
「平均寿命が女性の方が長い」ということや「年下の女性と結婚した」ということを前提にしても、夫が亡くなってからの妻の長生きっぷりには目を見張るものがあります。
夫 享年 65歳
妻 享年 90歳
といったケースを何度となく見ました。
逆に、妻が亡くなると、その翌年に夫が亡くなるというのも、本当に多いです。
もしかしたら、こういった理由があるのかもしれません。
- 話し相手が妻しかいなかった。
- 妻が料理をしてくれていた。自分は料理ができない。
- 妻が好きすぎて早くあの世で会いたい。
夫の皆さま。
この記事を読んだら、奥様に少し優しくしてみましょう。
「妻を大事にすることが、自分の寿命を延ばすこと。」
戒名彫刻の下見をたくさんしてきた私からのアドバイスです!
それでは。
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