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納骨(遺骨をお墓に入れる)は必ず四十九日の法要のときにしないといけないのか?お墓ディレクターが解説

久しぶりにブログに書きたいことがありました。

 

会社への問い合わせで、「父が亡くなって、樹木葬を探している」との電話がありました。

 

詳しく話を聞いてみると、親戚から聞いた話で「四十九日までにご遺骨を納骨をしないといけない」ということで、すぐに納骨できるところを探しているそうです。

 

生前にお墓を建てている場合や、納骨堂を準備している場合は四十九日の納骨が一般的

おそらく、すでにお墓や納骨堂を持っている場合のこと知り合いから聞いていたのでしょう。

 

私が、「生前にご準備されている場合は四十九日での納骨が一般的ですが、ご準備をされていない場合は一周忌でご納骨される方も多いですよ。焦って選んでしまうと後悔されることもあるので、落ち着かれてから複数のところを見学して選ぶといいですよ」とお伝えすると、少し安心したようでした。

 

葬式が終わってから四十九日までに納骨できるのは生前に準備している場合

もともとお墓や納骨堂があれば、四十九日での納骨ができます。

しかし、それ以外の場合は日程をずらすことが賢明です。

 

多くの方はお墓や納骨堂を生前に準備していない場合、一周忌での納骨をされます。

 

人が亡くなると葬儀や手続きが非常に大変です。

その大変な中、納骨のことまで考える必要はありません。

 

落ち着いてから考えましょう。

 

四十九日に納骨しないといけないという説もあるが気にしない

中には、四十九日が極楽行か地獄行かの判定が出る大事な日なので、その日にしないといけないという説もあります。

 

ですが、考えてみてください。

火葬が行われるまでは、土葬です。

 

土葬の場合は四十九日も待てません。

 

私は、後から付け加えられた説だと思っています。

 

法律でもいつまでに納骨しなくてはならないという決まりはない

墓地、埋葬等に関する法律でも、納骨の日程に関しての決まりはありません。

 

故人のためにも、今後お参りする残された人のためにも納得できる場所を探しましょう。

 

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