Mr.Kuyouです。
終活カウンセラーの資格を持つ終活ブロガーとして、早めの終活をおすすめしています。
そんな私ですが、先日こんなことがありました。
「終活しなくていい」と父親に言った友人
お盆に帰省した友人と飲んでいたときに出てきた話です。
友人の父親が、定年し数年経った今年。
父親は次男ということもあり、お墓や納骨堂の情報を集めだしたということです。
それを聞いた友人は父親に、
「そんなもん心配せんでも、Kuyouがおるけん、親父が死んだときは俺が一番ちょうどいいのを選んでやる。そんな暇あるんやったら旅行でも行ってきたらいい。」
と言ったそうです。
そこまで私のことを信用してくれているのかと嬉しかったですし、なかなか親孝行な男だなと思いました。
彼の言うことも一理あるのです。
供養形態は年々変化してきており、彼のお父さんが長生きして90歳くらいまで生きれば、あと約30年。
その時は、どんな供養の形があるかわかりません。
子どもがしっかり選んでくれるのであれば、そちらの方がいいでしょう。
人による終活への考え方の違い
お客様に、お墓や樹木葬の引き渡しをしたとき、
「これで一安心した。よかった。」
と言われることがよくあります。
こういった方は、自分が死んだとき、自分の骨壺が安置される場所ができたことに安心しているのです。
また、親心として子どもに探させることが金銭的・時間的な負担をかけると思っているのではないでしょうか?
しかし、世の中にはいろいろな考え方があります。
死んでしまうことを考えないのが長生きの秘訣
と思っている方は、終活しない方がいいかもしれません。
実際、そういう方は多いと思うんですよね。
そして、子どもは大変ですが、親が亡くなったあとにいろいろしてあげることで、
「親孝行ができなかった分、少しはしてあげられたかな?」
という気持ちになることもあります。
「終活」なんていう言葉ができたのも、まだ最近ですし、親が最後に子どもに苦労をかけるのも当然っていえば当然な気もします。
終活をしない方がいいという主張
調べてみると終活をしない方がいいですよという本もあるようです。
なかなか過激なタイトルです。
こういうインパクトがあるタイトルの方が売れるんでしょうね。
う~ん。
読んでもいないので、なんとも言えませんが、「終活」という言葉がでてきたことで、
終活する 終活しない
の二択の話になってしまうのは、もったいないと思います。
終活の項目は驚くほどたくさんあります。
これを全部やらないっていうのは、さすがに迷惑かかると思うんですよ。
私の考えは、いつも変わりません。
100%の「終活」なんてすることない。
自分や家族と向き合って、
自分ができる範囲で少しでもしてみる。
です。
最初に出てきた友人の話も、父親が子どもに話したので、子どもはこう考えているという「親子での会話」ができたのです。
終活の始まりは、家族や近しい人に、「終活」のことを話してみるということかもしれません。
20%くらいの終活をしてみたい人は生前に葬儀の無料資料請求をすることがおすすめです。
資料請求するだけでも葬式のことがわかりますよ。
それでは。