終活カウンセラーのMr.Kuyouです。
知り合いの終活カウンセラーに、大分で評判の永代供養があると聞き取材に行ってきました。
行ってきたのは、高速大分インターを降りて5分、
大分駅からも車で15分と交通便利な場所にある浄土宗の寺院「龍音寺」。
蓬莱山 龍音寺(ほうらいさん りゅうおんじ)
〒870-0876 大分県大分市荏隈庄の原2組-1
電話:097-546-4121
髙橋住職がお話を聞かせてくれました。
大分市にある龍音寺の永代供養納骨堂「観音堂」
御影石でできた屋外型納骨堂「観音堂」
荘厳な雰囲気です。
納骨堂内部にも観音様が祀られていました。
大人がゆっくりと入れるスペースがあります。
多くの供養塔を見てきていますが、造りもしっかりしており安心できます。
永代供養の納骨堂を始めた経緯
さっそく住職にインタビューしました。
どうして永代供養をされようと思ったのですか?
私は時代が変わっても、供養は家族で守り引き継いでいくものだと思っています。
しかしながら、数年前からお墓のことで相談に来る人が増えてきました。
「子どもがおらず、お墓の後継者がいない」
「息子は東京で働いており、自分たちの後にお墓を管理できる人がいない」
「疎遠になっている親族が亡くなったときに自分が供養をしなくてはならない」
といった相談です。
目の前にこんなにも多くの人が悩んでいる。
どうにかしてあげたいと思いました。
もともと龍音寺霊園は、大分道(高速道路)の大分インターチェンジの工事にあたり、周辺の墓所の移転先として自治体から要請を受けたことがきっかけでできた霊園です。
立地のよさや、史跡が隣接する景観のよさ、大分の著名人の支持もあったことから、建立者が増え、現在では1,200基ものお墓が建っています。
幸いにも、お墓を建てて頂いている人たちからの管理料収入で墓地の運営は十分になりたっています。
地元大分に恩返しするつもりで、永代供養の納骨堂を建立しました。
納骨堂が安い理由は?(費用の安さ)
永代供養納骨堂の費用は、
一番安い別塔で1部屋2名30万円。
大きい部屋だと4名までで50万円。
一人当たりの金額が15万円というのは、194,400円の大分市営納骨堂より安いですね。
永代供養納骨堂の建立にかかった費用を考えると割に合わないですが、先ほど申したように恩返しのつもりで運営していますので、安心できる供養をどこよりも安くできればという考えです。
納骨や申し込みの方法は?
納骨はどのように行うのでしょうか?
骨壺のまま、部屋に入れる方法です。
部屋の正面にはフタがあり、そこに家名を彫刻することができます。
もちろん彫刻代も料金に入っています。
▲申込者多数のため増設された「別塔」の写真
生前での申し込みも可能です。
ときどき、ホームページを見て「すぐに申し込みをしたい」という人もいらっしゃいますが、まずは現地を見て頂きご説明をさせてもらっています。
ふらっといらっしゃる人も多いですが、法事などもありますので、可能であれば訪問前に電話をして頂けると助かります。
供養の方法は?
供養はどのようにされていらっしゃるのですか?
毎朝、読経をしています。
民間霊園の永代供養は年に一度の合同供養だけのところもあると聞いています。
お寺だからできる供養をしていきたいと思っています。
お寺の納骨堂の場合は、一般的にその寺院の檀家になることが必要です。
しかし、龍音寺の「観音堂」は過去の宗旨宗派は一切問いません。
檀家になる必要もありません。
ただし、当寺は浄土宗のお寺ですので、ご供養は浄土宗のしきたりで行います。
ご住職、長い時間のインタビューありがとうございました!
取材を終えての感想
まず感じたのが住職の人柄のよさ。
地元大分を助けたいという気持ちが伝わってきました。
永代供養納骨堂を建立したことで、苦労もあったけれどご縁も増えたとおっしゃっていたのが印象的でした。
終活カウンセラーとして仕事をしていると、いろいろな「永代供養」の情報が集まってきます。
中には、お金儲けが目的なんだろうなと感じるところもあります。
それ自体は問題ありません。
しかしながら、永代供養の費用は一回の払いきりです。
永代供養をメインにしている霊園や寺院は管理料収入がないため、永代供養塔が完売したあと運営が立ち行かなくなるケースもあります。
龍音寺のように、普通のお墓がたくさん建立されていて、管理料収入が毎年入ってくる霊園や寺院が安心というのは専門家であれば知っていることです。
そういった視点も、永代供養を検討されている人に広まって欲しいと思います。
龍音寺の情報
龍音寺
住所:〒870-0876 大分県大分市荏隈庄の原2組-1
電話:097-546-4121
▼ホームページ
▼永代供養納骨堂に入ることを決めている人の声
親身になって相談に乗ってくれる住職です。
大分で供養のことで困っている人は会いにいってみるといいかもしれません。
それでは。
▼永代供養について詳しく書いた記事