きみと終活とわたし

「終活カウンセラー」のMr.Kuyouがお届けする終活・エンディングノートのブログです。

親に終活してもらうにはどうしたらいいのか?

スポンサーリンク

終活カウンセラーのMr.Kuyouです。

 

高齢化社会の日本。

「終活」という言葉を聞いて、親御さんのことを思い浮かべる人は多いでしょう。

 

「親に終活してもらうにはどうしたらいいのでしょうか?」

 

この質問は終活カウンセラーが受ける相談の中でも、トップクラスの件数です。

 

私は、親御さんに本やエンディングノートをプレゼントすることをおすすめします。

 

親に終活してもらうには?

なぜ親に終活してもらいたいのか

子が親に終活をしてほしいと思うなぜでしょうか?

いくつか理由があります。

 

①相続のこと

平成27年にスタートした「新相続税制」で、基礎控除が4割削減されたことにより、相続税の対象者が、それまでの約1.8倍、全体の8%になったことが話題になっています。

全体の8%ということで、「12人に1人だから、ウチには関係ない。自宅マンションとわずかな預金だけだから。」と考える家庭ほど危ないと言われています。
相続税は払わなくてよいのですが、遺産の配分で揉めるケースが多いのです。

「家制度」の時代の古い民法では「家督相続」で、遺産の全てを長男が相続することを認めていましたが、現在の民法は「兄弟姉妹間で平等に遺産を分割する」ということになっています。
「平等に分割する」ことは非常に難しいので、兄弟姉妹間でトラブルが起こってくるのです。

遺産が自宅とわずかな預金で、子どもが二人の場合、平等に遺産を相続するためには、家を売るか、家を相続した方が、していない方に差額を支払う必要があります。
一人がその家に住んでいた場合
差額を支払う余裕がない場合
どちらかだけが介護をしていた場合
本人同士では納得していたはずが、配偶者が納得しない場合
など、少し考えてみただけでも、トラブルの可能性が見えてきます。

「子どもたちは仲がよいから大丈夫」と、何もしないでいると「相続」が「争族」に。
そうならないためにも、対策を考える必要がありそうです。

一番いいのは「遺言書」を作ることですが、これは大変だと感じる方も多いでしょう。
そうであれば、元気なうちに関係者を集めて、自分の考えを伝えておく。
もしくは、法的拘束力はないですが、「エンディングノート」に希望を書き記しておくことで、兄弟姉妹間でトラブルの芽を摘むことができるかもしれません。

相続の話は、子から親には話しにくい話題です。
親戚一同が集まる機会は年に何回もありません。
まずは、親から子へ「相続」の話をしてみることが「終活」になります。

 

これは以前、私が終活の項目をまとめた記事で書いたものの引用ですが、相続のことは生前に話し合っておく方がずっとよいはずです。

 

②生前整理のこと

親と別居している場合、親が亡くなったあとにその家が空き家になるというケースも増えてきています。

生前に少しでも整理をしてくれていたら助かると思う方もいらっしゃるでしょう。

 

③葬儀のこと

どれくらいの規模(金額)の葬式にしてほしいのか?

葬式に呼んでほしい人は誰なのか?

その二つがわかっているだけでも、いざというときに困らないで済みます。

 

④お墓のこと

代々のお墓や納骨堂があっても、子どもが遠方でお墓参りができない場合もあります。

また、お墓がない場合、両親の遺骨を収める終の棲家(ついのすみか)をどうするのかといったことも、親子で相談したいのではないでしょうか。

 

親に終活をして欲しいと言いにくいのはどうして?

これだけの理由がありながら、子が親に「終活をしてほしい」とは言いづらいものです。

 

それは、「自分の最期のときの準備をしてください」と言っていると勘違いされたら困るからです。

 

日本には親を大事にする儒教思想も根付いていますし、死に対する話題は日常生活ではタブー視されています。

 

終活本やエンディングノートをプレゼントする

直接言うのは抵抗があるが、親に少しは終活してほしいと思っていた人が成功したケースがあります。

 

終活カウンセラーの集まりで聞いた話なのですが、頑固なお父さんに話しても無駄だと思っていた娘さんが、終活のマンガを買って、リビングの机の上に置いておいたら、数日後にお父さんが自分でエンディングノートを購入し記入していたとのことです。

 

お父さんがエンディングノートを購入したイメージ画像

その時のマンガはこちら。

 

 

 

私はまだ読んでいませんが、著者の実体験をもとに描かれている終活マンガで、親が読めば終活しようと思い、子が読めば親の気持ちがわかるマンガと聞いています。

 

全ての親御さんに通じる技ではないと思いますが、なるほど直接言うよりはいいのかもしれません。

 

そのほかにも、帰省の際に、「今、私の住んでいるところで流行っているから買ってきた」と言って、エンディングノートを渡し、うまくいったケースも聞きました。

 

終活するかしないかは、あくまで本人が決めること

「親に終活をしてもらうには」というテーマで書きましたが、あくまで終活をするかしないか決めるのはご本人です。

 

終活をすることで気持ちが安らかになる人もたくさんいらっしゃいますが、自分が死ぬことなんて考えたら寿命が縮まると思う方もいらっしゃいます。

 

無理強いは絶対にしてはいけません。

 

最近は、テレビや雑誌、インターネットの情報でも「終活」はよく取り上げられていますから、そのうちしてくれるかもしれません。

 

親御さんにその気がないのであれば、子どもさんがこっそり情報を集めておくのも一つの方法ではあります。

 

終活のためにケンカにならないよう、お気を付けください。

 

それでは。

 

 

▼エンディングノートに関連する記事

www.shuukatsu.blog

www.shuukatsu.blog

www.shuukatsu.blog

 

▼一番人気のエンディングノート

 

▼人気記事

www.shuukatsu.blog