きみと終活とわたし

「終活カウンセラー」のMr.Kuyouがお届けする終活・エンディングノートのブログです。

子ども(赤ちゃん)の遺骨(骨壺)は四十九日で納骨しなくていい。手元供養や自宅墓で供養してもいい。

終活カウンセラーでお墓ディレクターのMr.Kuyouです。

 

私は「はてなブログ」というブログサービスを使用してブログを書いています。

この「はてなブログ」には、お知らせ機能がついていて、同じ「はてなブログ」を書かれている人が、私のブログを紹介してくれると、そのことがわかるようになっています。

 

その通知がきていました。

嬉しくなった私は、そのブログを読みにいきました。

 

 

・・・。

 

過去にお子様(赤ちゃん)を亡くされた人でした。

赤ちゃんの遺骨はご自宅に安置されているとのことです。

 

私の手元供養の記事を紹介してくれていました。

 

子ども(赤ちゃん)の遺骨を四十九日や一周忌で、お墓や納骨堂に納骨できずにいる人はたくさんいる

その人に許可をもらっているわけではないのですが、私なりのアンサー記事です。

思わず書かずにはいられなくなってしまいました。

(その後また連絡を頂けました。)

 

「逆縁」といって、親より子が先に亡くなることは、世の中で起こる出来事の中でも、もっとも悲しいことの一つだと思います。

 

私も仕事やプライベートで、話を聞いたりお葬式に参列したこともあります。

おそらく、普通の人が思っている以上に世の中にあることなんです。

 

かける言葉がない。

 

それが、いつも私が思うことです。

 

宗教的な行事を行うことや、供養に関するものを揃えていくことで、ほんの少しずつ悲しみが和らいでくれればいいなと思いながら仕事をしています。

 

きっと何年経っても忘れることはできないでしょうけれど、少しでも。

 

実際に、この方のように子どもさんのご遺骨をご自宅に安置されている人は多いです。

私が担当したお客様の中には、娘さんの遺骨を自分が死ぬまで自宅に安置されていて、ご自身の遺骨と娘さんの遺骨をいっしょにお墓に納骨された人もいます。

 

その期間は40年を超えていました。

 

法律上の罰則はありません。

 

ただし、家族や親戚から、

「いつまでたっても自宅に置いておくとよくないんじゃないの?」

「ずっと置いておくと忘れられないよ」

といった言葉をかけられることもあります。

 

通常は四十九日での納骨が多いのですが、そういった言葉をかけられ、つらいけれど一周忌で納骨される人もいらっしゃいます。

 

子どもの遺骨(骨壺)とずっと一緒にいてもいい。手元供養・自宅供養していい。四十九日や一周忌で納骨せずとも問題ない。

もしかしたら今後、子どもの遺骨を手元に残しておくことや自宅に残しておくことが悪いことなのかも?と思う人がいるかもしれないので、声を大にして言いたいです。

 

残しておいていいですよ。

いっしょにいていいですよ。

 

繰り返しになりますが、遺骨を自宅に置いておくことに罰則はありません。

厚生労働省が出している「墓地、埋葬等に関する法律」には、埋葬できる場所についての記述はありますが、何日以内に埋葬しないといけないという記述はありません。

 

四十九日や一周忌で納骨するというのは目安であって、絶対ではありません。

 

ただし、あとの人が困るので火葬証明書は無くなさないようにしてください。

 

ご自分が産んだ大事なお子様と離れたくない気持ちは当然です。

「ずっと身近に感じていたい」

 その気持ちを大事にしてください。

 

また、分骨といって遺骨の大部分をお墓や納骨堂に納骨し、ほんの少しを手元供養にするという方法もあります。

 

手元供養であれば、一見お骨が入っていることがわからないようなものもあります。

リビングに置いても違和感がないようなものも増えてきています。

自宅墓といって、自宅に置けるお墓も人気になっています

 

自宅墓「おくぼ」が室内に置かれている写真

例えば自宅墓「おくぼ」は一見するとステンドグラスの写真立てにしか見えない

 

自分の最期のときまでいっしょにいたいのであれば、エンディングノートにお子様の遺骨はどうして欲しいかの記入は忘れないでください。

 

大丈夫です。

 

いつか、あなたがどこかのお墓や納骨堂に安置したいと思ったのなら安置してください。

ずっと一緒にいたいのなら一緒にいてあげてください。

 

それでは。

 

▼手元供養や自宅墓は一般的なものになってきています

www.shuukatsu.blog

 

www.yamanostone.co.jp