きみと終活とわたし

「終活カウンセラー」のMr.Kuyouがお届けする終活・エンディングノートのブログです。

寿影(じゅえい)とは、生前に自分の遺影を撮影すること

Mr.Kuyouです。

 

みなさん、「寿影」(じゅえい)という言葉を聞いたことありますか?

 

終活のブログですから、ピンときた方もいらっしゃるかもしれません。

 

以前、生前にお墓を生前に建てることを「寿陵」(じゅりょう)ということを記事にしました。

 

www.shuukatsu.blog

 

寿影(じゅえい)とは?

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そうです。

生前に自分の意志で撮る「遺影」のことです。

 

従来の葬儀や、家族葬、火葬式。

さまざまな葬式がありますが、ほとんど全ての葬儀に「遺影」が使われます。

 

この遺影ですが、遺族の方が選ぶのに苦労することも多いそうです。

 

いい表情のものがなかったり、表情がよくても他の人といっしょに写っていて、遺影としては使いにくいこともあるそうです。

 

考えてみると、一人で写真を撮ることなんて「七五三」や「成人式」、就職活動の証明写真くらいしかないのではないでしょうか?

 

生前の元気なうちに撮影することで、自分のお葬式にきてもらった方に、自分のきれいな姿や、かっこいい姿を見てもらえるかもしれません。

 

寿影はいつ撮ればいいのか?

まだ、できたばかりの言葉ですので、とくにいつ撮影すればいいのかという目安はありません。

 

ですが、例えば「古希」のお祝いのときに撮るなんていうのはどうでしょう。

「古希」は70歳のお祝いです。

70歳といえば、まだまだ元気な方も多いですから、ご家族がいっしょに写真館にいってプレゼントしてあげるのもいいのではないでしょうか?

 

「寿影」・「遺影」は葬儀のあともご自宅に置かれるお家もあります。

 

ずっと大切な人の元に残るものだから、自分らしい、いい写真が残ると嬉しいですね。

 

寿影の料金は?

特にほかの写真と変わらない料金のところもあれば、少し割高なところもありました。

 

「寿影」という言葉が新しい言葉ですので、気になる方は、

「遺影 生前撮影 〇〇市」

と検索すると、自分の住んでいるところの近くで、遺影を上手に撮ってくれる写真館が見つかるかもしれません。

料金も表記してあることが多いです。

 

 

寿影といっしょにご夫婦二人での写真も撮ってみるのもいいかもしれませんね。

「古希」の次の「喜寿」(77歳)で再び撮影をするのを楽しみに過ごされる方もでてくることでしょう。

 

せっかくの「終活」、少しでも楽しみながらできるといいですね。

 

本日は生前に遺影を撮影する「寿影」についての記事でした。

 

それでは。