福岡市立平尾霊園の合葬墓(合同墓)の情報です。
2020年10月時点での情報です。
福岡市立平尾霊園合葬式墓所の概要
埋葬数
個別埋葬、最大6,000体
合同埋葬、最大36,000体
初年度は600体の募集予定とのこと。
生前受付は150体しかありませんし、生前受付できるのは直接合葬のみです。
個別埋葬(一定期間後合葬)は焼骨がある人が対象です。
運営開始予定
2021年(令和3年)4月からです。
現在、平尾霊園では工事が進んでいます。
金額(費用)
合同埋葬室に収める「直接合葬」の使用料は64,000円。
一定期間(10年、20年、30年)骨壺を個別埋蔵したあとに合同埋葬する場合は、112,000円、160,000円、208,000円とのことです。
(福岡市外居住者は高くなります)
申し込み方法、申し込み受付期間
福岡市の「市立霊園」のホームページ「市立霊園の利用者募集について」に掲載されています。
また、福岡市政だよりに掲載されます。
受付期間ですが、2020年は、11月1日から11月30日の1ヶ月のみです。
郵送かインターネットでの受付になっています。
現時点での情報では、申し込みができるのは市内に住所か本籍がある人、またはその親族(事実婚やパートナーシップ宣誓者を含む)です。
既に市立霊園の墓所を持つ人については、直接合葬に限って一般の申し込みとは別枠。
合葬墓のデザイン
最優秀作品提案者
株式会社キノアーキテクツ
▲福岡市ホームページより
素敵なデザインですね。
現在、造成中なのを確認しています。
合葬墓の埋葬方法
「申込みのしおり」から画像を転載しています。
個別埋葬といっても、一定期間地下で保管されるというイメージですね。
合同埋葬は袋に入れて地下室に積み上げていくような方法でしょうか?
・埋葬室への立ち入りはできない
・埋葬場所の指定はできない
と「申込みのしおり」には書いてありました。
夫婦で隣というわけにはいかないですね。
平尾霊園の合葬墓は永代供養なのか?
残念ながら永代供養ではありません。
福岡市が管理をするということは決まっていますが、合同供養などの予定は今のところないようです。
また、最初から合葬(合祀)、もしくは一定期間後の合葬です。
供養するというよりは、遺骨の安置場所です。
お参りする方がいなくなったあとは寂しい気もします。
仏教だけでなく、無宗教や、キリスト教、イスラム教の方たちも入ることになるでしょうから当然といえば当然です。
福岡近辺で安価な永代供養は?
個別の骨壺での永代供養で永遠に合葬しないところが二つあります。
福岡県糟屋郡久山町の清谷寺の永代供養塔「霊應塔」
熊本の樹木葬「天空陵」
特に人気なのが、「天空陵」です。
国立公園の中にある墓地の樹木葬で、永代供養され合葬もされません。
6名まで埋葬可能で45万円(年間管理料なしで後の人の負担なし)という金額も人気の理由です。
夫婦で永代供養を考えられているのであれば、福岡市立平尾霊園合葬墓の個別埋葬30年の2名分より安くなりますね。
黒川温泉近くの阿蘇のふもとですが、すでに約500基の樹木葬がならぶ九州有数の樹木葬墓地です。
加入者の半数は福岡県の方とのことで、遠方ですが絶景のロケーションや管理体制、福岡では考えられない費用の安さが人気の秘密のようです。
▼「天空陵公式ページ」
今後も新しい情報が入りましたら更新します。
それでは。