きみと終活とわたし

「終活カウンセラー」のMr.Kuyouがお届けする終活・エンディングノートのブログです。

エンディングノートの選び方・書き方【おすすめ無料終活ノート紹介】

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エンディングノート(終活ノート)は終活の手引書

エンディングノートは、人生の終末期に向け自身の希望や伝えたいことを、家族や大切な人に残すノートで、終活ノートとも呼ばれています。

 

エンディングノートに、「介護」・「延命治療」・「葬儀」・「埋葬方法」・「財産」などの項目を書き残すことで、意志を伝えることが難しくなる終末期や、伝えることができなくなる死後に、家族・親族の負担を減らすことができます。

 

また、家族や大切な人への思いや、自分が生きてきた歴史を伝えることもできるでしょう。

 

残される家族のためだけではなく、「今までの人生を振り返ることで、自身が今後の人生について考えるきっかけを与えてくれた」と、書き終えた人は言います。

 

終活カウンセラーとして、供養の現場で働いていると、 残されたご家族から「エンディングノートがあったから助かった」という声を聞くことも少なくありません。

 

エンディングノートの空欄を埋めていくこと、そのために考えること、準備をすること、決定することが、そのまま「終活」とも言え、エンディングノートを書き始めれば、「終活」が始まったも同然です。

 

終活が一般化してきている今、エンディングノート(終活ノート)を書く方は増えています。
 
今回は、終活の専門家である「終活カウンセラー」の筆者がエンディングノートの選び方や・書き方・注意点とともに、おすすめの無料でダウンロードできるエンディングノートや、葬儀の資料請求をすると同封されるエンディングノート、一番人気のコクヨ「もしもの時に役立つノート」についても案内していきます。

 

エンディングノートの選び方

エンディングノートを選ぶ際には、自分が書き残したいことのバランスが大事になってきます。

それぞれのエンディングノートによって、項目の違いや、分量の違いがあります。

量が多ければいいとも限りません。

あまりにも項目や量が多すぎると、記入することが嫌になってしまう方もいらっしゃいます。

 

自分に合ったものを選ぶのが重要です。

 

しかしながら、近年の終活ブームもあり、その数は非常に多く、ご自身に合ったものを探すことは非常に困難と言えるでしょう。

 

そこで、今回は専門家である私が、無料のエンディングノート(終活ノート)で人気があるものを実際にダウンロードして印刷し、読み比べました。

 

印刷した無料のエンディングノート

▲今回の調査で325ページも印刷して読みました。

 

印刷したエンディングノートの厚さ

▲ダウンロードして印刷した厚みは5㎝にもなりました。 

 

また、一番人気のある「コクヨのエンディングノート」も購入し、無料のエンディングノートと有料のエンディングノートの比較もしました。

 

コクヨのエンディングノート

▲累計で60万冊以上も売れているコクヨの「もしもの時に役立つノート

 

無料でダウンロードできるエンディングノート(終活ノート)

30を超すサイトを訪れダウンロードし、エンディングノートを読み比べた結果、3つが候補として上がりました。

 

それぞれの特徴をご紹介します。

※全てのサイトで、ダウンロードする際に、個人情報の入力をする必要はありませんでした。

 

①吉村行政事務所 「もしものときの連絡帳」 

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もしものときの連絡帳

▲画像をクリックするとページに

  •  全45ページ、印刷して手書きするタイプ、必要項目だけをダウンロード可能。
  • 随所に出てくる「ここがポイント」という解説が非常にわかりやすく勉強になる。
  • ページ番号がないので、いらないものを抜かしてもよい。順番を入れ替えることもできる。
  • 各種契約、社会保険、相続の「手続きの窓口」・「手続きの期限」が掲載されている『死亡後の手続きリスト』が秀逸。
  • 「尊厳死宣誓書」のサンプルあり。
  • ファイリング用に、穴あけパンチの目印あり。
 
【 総 評 】
残された家族が困らないようにすることに特化されたエンディングノート!
 
「自分史」や「家族へのメッセージ」を省き、その分、残される家族の意思決定の手助けになるような項目が多いのが印象です。
 
また、手続きの際の注意点や、法律・制度のことなども書かれており、一通り読むだけで終活のポイントがわかるのも特長です。
 
自分の生い立ち家族へのメッセージを残すのは少し恥ずかしいけれど、次の世代に負担をかけたくないと思っている方にはピッタリだと思います。
 
②自分史簡単作成 「百人百想・エンディングノート」

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百人百想・エンディングノート

▲画像をクリックするとページに

  • 全55ページ、手書きもキーボード入力もできるタイプ、一括ダウンロード。
  • 半分以上のページが「私の自分史」。
  • 「人生の銘」、「旅の記録」、「自分史年表」などもあり。
  • 写真を貼り付ける場所が多数あり、アルバム要素も含んでいる。
  • ページ番号あり。
 
【 総 評 】
自分史に重きを置いた構成。人生を振り返り、これからを考えるのに最適!
 
もしかしたら、子どもはこれを残してくれたら嬉しいかもしれません。親がどんな人生を送り、何を考えていたのかがわかるはずです。
 
子どもが遠方に住んでいて、なかなか会う時間がない方におすすめかもしれません。
 
 
③エンディングノート - Office スタイル カタログ

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エンディングノート - Office スタイル カタログ

▲画像をクリックするとページに

  •  全30ページ、キーボード入力タイプ、一括ダウンロード。
  • シンプル構成で、キーボード入力なので短時間で完成させることができる。
  • 必要なことは一通り入っており不足は感じない。
 
【 総 評 】
シンプルイズベスト!
 
書くつもりはなかったけれど、家族から勧められて仕方なくという方や、一日で書き終えてしまいたい方にお勧めです。
 
何も書かないより、少しでも記入することが終活の第一歩です。
 
 

購入されている中で一番人気のエンディングノート 

コクヨのエンディングノート「もしもの時に役立つノート」
  ▲Amazon
 
販売累計数が60万冊を超え、終活カウンセラーの中でも圧倒的に評判がいいのが、コクヨのエンディングノート「もしもの時に役立つノート」です。
 
価格・サイズ・ページ数・書きやすさ。
全てにおいてレベルが高く、紙も上質で内容も充実しています。
迷ったらこちらを選べば大丈夫です。
 
私が実際に何冊か購入して調べました。
 
メーカー小売り価格(税抜き)は1,550円ですが、Amazonでの金額はそれよりもだいぶ安いです。
Amazonプライム会員だと送料は無料です。)
在庫切れを起こすこともなく、お急ぎ便では翌日、通常便でも2日から3日で届くでしょう。
 

【関連記事】 高齢者のアマゾンプライム会員が増えてきている
ネットで購入されることをためらう方も、ほとんどの書店で取り扱っているのでご安心ください。
 
無料のエンディングノートをダウンロードしても、保存するには印刷しなくてはいけません。
印刷代を考えると、こちらを買った方が安くつくかもしれません。
 
実際に私が購入し、レビュー(評価)した記事と、記入してみての感想も記事にしていますので、ご興味のある方は下部の「関連記事」からご覧ください。
 

葬儀の事前資料請求をするともらえるエンディングノート(終活ノート)

よりそうのお葬式」や「小さなお葬式 」の資料請求をすると送ってもらえるエンディングノートの評判も非常にいいです。
 
無料で印刷・製本までしてあり、一通りの項目が揃っているのが人気の理由です。
 
終活を始めるなら、葬儀の情報も知っておこうという方が多く、たくさんの方がネットでの資料請求をされています。当ブログを通じても毎日資料請求があります。
 
事前に資料請求しておくことで、人気の追加料金なしで定額の「家族葬」がさらに割引になるのも魅力です。
 

この2社は、ノートに加えて、ためになる葬式の資料や、「5,000円割引カード」もついてきます。紙質もよく、項目も過不足ありません。

 

よりそうのお葬式のエンディングノート【イチオシの無料でもらえる終活ノート】

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シンプルなお葬式の資料請求をするともらえるエンディングノートの写真

  • 全30ページ、製本までしてあり紙質もよい。
  • 「自分のこと」、「家族・親族・友人のこと」、「資産のこと」、「介護・医療のこと」、「葬儀・お墓のこと」、「遺言・相続のこと」、「その他」の項目。
  • 「親族表」が「家系図」のような形でとても見やすい。
  • 色がグリーンで統一されていて、書きやすさを感じる。記入方式だけでなく、チェック方式もあるのでとても親切。

 

よりそうのお葬式のエンディングノートの説明



 製本されているエンディングノートは無料とは思えないクオリティで、葬儀の資料も「なるほど」と思える資料が同封されてきます。

(資料請求をしても電話営業などはありません。資料請求にかかる時間は1分です。)

 

よりそうのお葬式の公式ページはこちら

よりそうのお葬式

 

小さなお葬式のエンディングノート

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小さなお葬式のエンディングノートのイメージ画像

 

小さなお葬式で資料請求するともらえるエンディングノートの実際の写真

葬式に関する多くの資料の写真

  • 全18ページ、製本までしてあり紙質もよい。
  • 「自分のこと」、「資産のこと」、「気になること」、「家族・親族のこと」、「友人・知人のこと」、「医療・介護のこと」、「葬儀のこと」、「納骨場所のこと」、「相続のこと」の項目。
  • 記入量も適量で、初めて書く人におすすめ。
  • 複雑な葬儀のことがわかる充実の資料は必見。読み物としておもしろい。

 

小さなお葬式の公式ページはこちら

小さなお葬式

 

ネットでできる資料請求は無料で、しつこい電話営業などもありません。

 

 

おそらく現在一番明瞭な葬儀の料金設定をしている両社で、終活カウンセラーの間でもよく話題になります。

 

エンディングノートの書き方

エンディングノートの主な記入内容

自分のこと
  • 自分の基本情報
  • 本籍
  • 勤務先
  • 保険証
  • 免許証
  • パスポート
  • 住民票コード
  • マイナンバー

 

資産
  • 預貯金について(銀行名・口座番号)
  • 口座自動引き落としについて(公共料金などの各種支払い)
  • 有価証券・その他の金融資産について
  • 不動産について
  • その他の資産について(絵画・美術品・骨とう品・ブランド品など)
  • 借入金・ローンについて
  • クレジットカード・電子マネーについて
  • 保険について
  • 年金について

 

気になること
  • 携帯・パソコンについて(デジタル終活)
  • WEBサイトのID・パスワードについて
  • 宝物・コレクションについて
  • ペットについて
  • 生活のことについて(管理組合・町内会・習い事など)

 

家族・親族のこと
  • 家族一覧
  • 親族一覧
  • 親族表(家系図)
  • 親族の命日など
  • 冠婚葬祭の記録

 

友人・知人のこと
  • 友人・知人一覧
  • サークル・習い事・同窓会などの連絡先

 

医療のこと
  • 健康管理(アレルギー・かかりつけ病院・持病・常用薬・過去の病歴)
  • 告知について
  • 延命治療について
  • 臓器提供や献体について

 

介護のこと
  • 認知症になった場合
  • 介護をお願いしたい人
  • 介護をお願いしたい場所
  • 介護してくれる人に伝えたいこと
  • 介護費用について
  • 財産管理について
  • 介護されるときの希望(食べ物・服装・趣味など)

 

葬儀のこと
  • 葬儀の実施の規模について
  • 葬儀の業者・会場について
  • 葬儀の費用について
  • 喪主になってほしい人
  • 挨拶をお願いしたい人
  • 戒名(法名)について
  • 香典について
  • 遺影について

 

供養(埋葬先について)
  • 埋葬先の有無
  • 希望の埋葬方法(墓・納骨堂・樹木葬・永代供養・散骨など)
  • お墓の承継者について
  • お墓や供養にかかる費用について

 

遺言書について
  • 遺言書を作成しているかどうか
  • 保管について
  • 最新の遺言書の日付
  • 遺言書の種類(自筆証書、公正証書、秘密証書)
  • 依頼・相談している専門家の情報

 

相続について
  • 遺産分割の希望(エンディングノートの場合、法的拘束力はなし)
  • 相続に関する希望 

 

書く時の心構え

入院をしたり体調が悪くなってから、エンディングノートを書くのは大変なことです。

いつまでも健康と思わずに、頭が働き、ペンを動かせるうちに書くことが大事です。

記入の際は、次のことを意識すると書きやすくなります。

 

書けるところから記入する

1ページ目から順番に書いていく必要はありません。
最初から完璧を目指すと挫折してしまうことがあります。
基本の情報や、もしものときの知り合いの連絡先、口座の番号など、簡単に書けるところから書いていくのがいいでしょう。

 

後から書き直してもいいので、今の気持ちを書いてみる

健康な時と、体の調子が悪くなった時。
60代の時と、70代の時。
気持ちの変化があっても当然のことです。
将来どうなるかということは深く考え過ぎず、現在の気持ちを素直に書きましょう。

 

経済状況も十年後には変わっていくはずです。

定期的に記入内容を見直していくくらいの心構えが必要です。

 

空欄や抜けているページがあっても気にしない(20代や30代のエンディングノート)

全てを記入する必要はありません。
残される方の立場からすれば、いくつかの項目があるだけでも助かるものです。
どうしても決められないことや、重要度が低いものは無理をして書く必要はありません。

 

病気になったことをきっかけに、20代や30代でエンディングノートを書いてみようと思われる方もいらっしゃるようですが、少し書いてみて辛くなったら書くのをやめましょう。

 

エンディングノートの注意点

遺言書と違い法的根拠はない

エンディングノートは遺言書(遺書)と違い、法的根拠はありません。

特に相続のことが気になる場合は、遺言書を作成されるのがいいでしょう。


銀行口座や個人情報を記入するので、保管場所に注意が必要です。

すぐに見つけられるところに置くのではなく、何かがあったときのために、保管場所は信頼できる人物に伝えておくことが必要です。

 

スマホのアプリや100均のエンディングノートはおすすめできない

エンディングノートのスマホアプリも出ていますが、残された人が見つけるのが困難であるため保管がしやすい製本されたものがいいでしょう。

 

また、100円均一のものも何度が読みましたが、内容はいまいちでした。

 

最後に

地方自治体(市町村)にまで広がっている

年々、エンディングノートの認知度は上がってきています。

 

最近では、市町村などの自治体もエンディングノートを制作・配布するケースもでてきました。

www.shuukatsu.blog

 

超高齢社会の日本にとって、「終活」はより身近なものになってきています。

 

種類が多くて迷うことも 

無料のものや、購入できるもの、葬儀の資料請求をするともらえるもの。

さまざまなエンディングノートがあり、迷われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

「エンディングノート」や「終活ノート」という言葉は知っていても、実際に手に入れて書いている方は少ないのが現状です。

 

経済産業省が平成23年度にまとめた【安心と信頼のある「ライフエンディング・ステージ」の創出に向けた調査研究事業報告書】においても、実際の作成経験はわずか2%という数字です。

近年のほかの機関の調査でも6%や8%というアンケート結果が出ています。

 

これは、種類が多すぎることと、「死」に関することなので入手するのをためらっていることが要因と考えられます。

 

終活カウンセラーの私が、数十冊のエンディングノートを読み込んで比較した結果、有料であればコクヨの「もしもの時に役立つノート」、無料であれば資料請求するともらえる「よりそうのお葬式」のものがおすすめです。

 

よりそうのお葬式(全国対応・定額・低価格)の公式ページはこちら

よりそうのお葬式

 

しかし、どれを選んでも問題ありません。


エンディングノートに少しでも興味を持ち、「終活」について考え始めたこと自体が大事なことなのです。

 

エンディングノートは「未来の自分への手紙」でもある

全ての人にとっての完璧な「終活」というものは存在しません。

自分ができる範囲で、少しでも考え行動することで、残される人の負担は軽くなります。

 

また、エンディングノートを書き始めることで、自分の人生を振り返り、今後の人生を有意義に過ごすきっかけになる可能性もあります。

 

過去を考えることで、見えてくる未来があります。

 

エンディングノート選びは終活のスタートです。
 

あなたの終活がうまくいきますように。

 

 

▼私が実際にエンディングノートを書いた記事

www.shuukatsu.blog

 

▼終活のことをまとめた人気記事

www.shuukatsu.blog

 

 

▲販売累計数が60万冊以上。コクヨ「もしもの時に役立つノート」(Amazon)

 

 

▲自筆証書遺言の作成ができるコクヨ「便箋 遺言書キット」(Amazon) 

 

筆者の取得資格 ・ 修了証

終活・お墓・墓地に関連する資格を取得しています。

終活をまじめに考え、有益な情報をお届けするブログ運営をこころがけております。

 

 

▼終活カウンセラー

一般社団法人終活カウンセラー協会認定の終活カウンセラー認定証

 

▼お墓ディレクター

一般社団法人日本石材産業協会認定のお墓ディレクター認定証

 

▼墓地管理講習会全課程修了証(公益社団法人全日本墓園協会開催)

厚生労働省後援「墓地管理講習会」の全課程受講修了証

 

【2018年6月 加筆修正】