Mr.Kuyouです。
ご無沙汰しております。
先日、終活カウンセラーの勉強会に行ってきました。
将来、上級終活カウンセラーの資格にチャレンジしようと思っており、そのための勉強です。
終活カウンセラーとは?
終活カウンセラーとは、一般社団法人「終活カウンセラー協会」が認定している民間資格です。
相談者の「終活」に関しての悩みに耳を傾け、その悩みがどの分野のものなのかを見極め、専門家に繋いでいく「シニアのお困りごと案内人」です。
終活の分野
終活の分野は、「相続」・「遺言」・「保険」・「葬儀」・「墓」・「介護」・「健康」と幅広く、一人が全ての専門的な知識を身に付けることは困難です。
それぞれの専門家の話を聞き、知識を吸収することで、相談者の悩みがどの分野の専門家に相談すれば解決できるのかがわかってきます。
今回の終活カウンセラーの勉強会は「保険」
今回、私が参加したのは「保険」に関する勉強会でした。
講師が保険のプロだったので、基本の話をわかりやすくしてもらい、また裏話も聞けて2時間があっという間でした。
勉強会に参加する前は、「上級終活カウンセラーを受けるため」との義務感でしたが、終わってみると「聞けてよかった」に変わりました。
保険は、住宅の次に高い買い物と言われており、人生においての支払総額は相当なものになりますが、会社や商品数が多く「GNP」で決められる人が多かったそうです。
GNPとは「義理」・「人情」・「プレゼント」のことです。
日本人は戦後教育の影響なのか、お金に関する勉強を学校でほとんど教えられないまま社会人になるため、保険商品の良し悪しを自分で考えることができず、GNPで決めてしまっていた人も多かったとのこと。
それでも、経済状況がよく金利が高かったときは「終身保険」や「養老保険」に加入し得をしている人もたくさんいました。
しかし、今の時代は、マイナス金利で保険会社は金利で儲けることが難しく、全ての人にメリットがある保険はないと講師の方は言っていました。
それぞれの会社、それぞれの保険商品に特徴があり、メリット・デメリットを比較して自分のライフスタイルに合った保険を選ぶことが重要だと改めて感じました。
保険で気を付けて頂きたいこと
私は今まで、昔に入った保険を変更するのは損だと思っていました。
ところが、中には変更した方がいい例もあるようです。
特に印象に残ったのは「ガン保険」のことです。
ガンの種類には、「悪性新生物」と「上皮内新生物」 があり、昔のガン保険には「悪性新生物」にしか対応していないものや、「上皮内新生物」の給付金が極端に少ないものもあるそうです。
検査で「上皮内新生物」と診断されることも多いそうなので、この記事を読んで頂いた方で、昔にガン保険を契約された方は確認をしてみてください。
終活カウンセラーは専門家の集まり
勉強会では、葬儀会社の人や、フリーで葬儀の司会をしている人も参加していました。
介護経験がある人もたくさん参加していました。
私の専門分野は、名前の通り「供養」です。
お墓や、永代供養、樹木葬、散骨などの分野に強みを持っています。
今後は、終活カウンセラーの横の繋がりをつくり、相談会やイベントを実施できればいいなと思っています。
終活カウンセラー協会発行のエンディングノート
エンディングノートマニアの私ですが、勉強会に参加し、今までに終活カウンセラー協会が発行しているエンディングノートを紹介していなかったことに気付きました。
このエンディングノートは、終活カウンセラー協会が発行しているだけあって、内容が充実しています。
自分に対してのメッセージも書けるところが、他にはない特徴です。
一番のポイントは、通常1,080円ですが、終活カウンセラーになると50冊以上の注文で、1冊が200円になることです。
終活イベントなどを検討されている人は、来場者へのプレゼントにすると喜ばれるはずです。
久しぶりに自分の専門分野以外の勉強会に参加しましたが、いいものでした。
「保険」・「介護」・「葬儀」は、ほとんどの人が避けては通れない分野なので、今後も役に立つ情報が入ればお知らせします。
それでは。
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