終活カウンセラーのMr.Kuyouです。
終活の話をお客様としていると、話題になるのは「葬式にかかる費用」です。
皆さん、葬式の金額が気になっているようです。
近所の人がお亡くなりになっても、いくらかかったということは聞けませんし、葬式にかかる費用は高いというイメージを持っていらっしゃいます。
しかし、うまく工夫すれば葬儀費用を安くすることは可能です。
葬儀費用の相場は?
平均総額
2017年に東証一部上場企業の株式会社鎌倉新書が、近2年以内に葬儀を行った経験のある日本全国の40歳以上の男女約2,000人を調査した「第3回お葬式に関する全国調査」 によると、葬儀にかかる平均総額は1,782,516円でした。
この総額の内訳は、
- 葬儀費用が、1,171,111円
- 飲食代が、292,946円
- 返礼品が、318,459円
になります。
入ってくるお金
ただし、一般的な葬式にした場合、会葬者の方々が香典を包んでくれます。
同じ調査によると、その集まる香典の平均は738,094円です。
さらに、健康保険に加入していた場合、給付金制度があります。
【国民健康保険に加入していた場合】
葬祭費給付金制度とは、被保険者が死亡したとき葬儀を行った方に対して、費用が支給される制度のことです。国民健康保険加入者の被扶養者の方が亡くなった際に保険証の返却・変更の手続きを行います。
国民健康保険加入の方:50,000~70000円
後期高齢者保険加入の方:30,000~70000円
申請期間:2年間
申請・問い合わせ先:市・区役所の保健年金課
【健康保険に加入していた場合】
埋葬料給付金制度とは、被保険者本人またはその被扶養者が死亡した場合に、被扶養者など(被保険者本人が死亡した場合)や被保険者(被扶養者が死亡した場合)に支給されるものをいいます。
埋葬料:上限50,000円までで実費精算
申請期間:2年間
申請・問い合わせ先:全国健康保険協会
【国家公務員共済組合の組合員】
葬祭費:100,000~270,000円 ※各組合により異なります
申請・問い合わせ先:加入している各共済組合
【埋葬費】
埋葬費給付金制度とは、被保険者本人が死亡した場合で、被扶養者など埋葬料の申請ができる人(埋葬料支給の対象者)がいないとき、実際に埋葬を行った人に支給される埋葬にかかった費用をいいます。故人の死亡日から2年以内に申請を行う必要があります。
埋葬費:50,000円
申請期間:2年間
申請・問い合わせ先:全国健康保険協会
出典:「よりそうのお葬式」
入っている保険制度によって金額は違いますが、概ね50,000円は受け取れる計算になります。
実際にかかる費用
つまり、葬儀費用の総額から香典と給付金を引いた額が実際に負担する金額になります。
その金額は、約995,000円です。
これに加えて、通夜や葬儀で読経をしてもらい戒名を授かった場合は、一般的に300,000円~500,000円のお布施が必要になります。
やはり、仏式で一般的な葬式をした場合は100万円を超えるという計算になります。
急な不幸で葬式を行わなくてはならない場合は一括見積を利用すべき
100万円を超える費用。
普通であれば、ゆっくり比較検討すべき金額です。
高額な買い物。例えば、自動車や家を買うときに、すぐに決めることはしないはずです。
カタログを見たり、住宅展示場に行ってみたり、複数の会社から相見積をして少しでも金額を下げられるよう努力するはずです。
しかし、大切な人が亡くなり気が動転しているとそれどころではありません。
病院の言われるままに紹介された葬儀会社で高い葬儀プランを契約してしまうということになりかねません。
そうならないためにできることがあります。
総合的な終活ブランドを目指している「株式会社よりそう」が提供している無料一括見積のサービス「葬儀レビ」があります。
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自分のお住まいの近くで葬儀可能な葬儀社を、400社から競争させることができるのです。
私も相見積をしたことがあるのですが、相見積の嫌なところは決まったところ以外を断らなくてはならないところではないでしょうか?
「葬儀レビ」を通して申し込めば、残りの断りは「葬儀レビ」からしてくれます。
これは、精神的につらい状況のときには助かります。
なぜ、このようなサービスが無料で受けられるのかというと、「葬儀レビ」は葬儀会社の宣伝報酬で成り立っているからです。
葬儀会社は新聞折り込みチラシや看板、CMなどで宣伝をしていましたが、現在ではインターネットの費用対効果が高いことがわかってきて、広告宣伝費をインターネットに割り当てることが増えてきています。
消費者にとってみれば、不透明でわかりにくいと思っていた葬式の費用を、緊急時でも複数社で見比べることができるようになった恩恵は大きいですね。
終活カウンセラーとしての仕事の中で、実際に利用した人の声も聞きましたが「相場より15万円以上安くなった」とのことでした。
お葬式の読経や戒名のお布施を安くしたい場合は「お坊さん便」
さらに葬儀費用を安くしたい場合は、「お坊さん便 」を活用します。
既に有名になっていますが、「お気持ちで」と言われることが多いお布施を定額にしているサービスです。
通常30万円から50万円かかるお布施が16万円になります。
実は、「葬儀レビ」と「お坊さん便
」は同じ会社が運営しています。
運営会社:株式会社よりそう
設立:2009年03月
本社所在地:東京都品川区西五反田2-11-17 HI五反田ビル4F
代表者:代表取締役 芦沢雅治
事業内容:葬儀社・僧侶の紹介・手配・葬儀・仏事に関する相談
「株式会社よりそう」は、不透明でわかりにくかったエンディング業界を、わかりやすくしていっている会社です。
終活カウンセラーの私たちの中でもよく話題になります。
事前の準備をしておくことができればもっと安くなる可能性も
「家族葬」や「火葬式」・「直葬」といった葬儀プランであれば、費用はもっと安くなります。
その場合は、生前に本人の希望が聞けているかがポイントになります。
会葬者が少なければ、そういったプランでも大丈夫ですが、会葬者の人数が多くなると一般的な葬儀をする方が香典の関係で安くなることも多いです。
「葬儀レビ」では、さまざまなプランでの見積を複数社から出してもらうことも可能ですので、故人の年齢や地域の風習を伝えるといいでしょう。
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本日は「葬儀費用の相場や、葬式費用を安くするための方法」についてお伝えしました。
もしかしたら、この記事を読まれている人は大切な人を亡くされ大変な状況かもしれません。
落ち着かれて行動されてください。
それでは。
▼家族葬の平均費用を調査した記事