Mr.Kuyouです。
「終活」を題材にしているこのブログ。
「終活」は残される方のためにする活動と思われている方も多いですが、もう一つ、「自身が人生を見つめなおし、今後を自分らしく前向きに生きていくための活動」でもあります。
そんな前向きなアクティブシニアが増えればまわりも元気になります。
アクティブシニアとは?
アクティブシニアとは、自分なりの価値観をもつ元気な世代です。
団塊の世代の方たちを指すことが多いです。
年齢を意識せず、仕事や趣味に活発で、社会に対してもアクティブに行動するシニア世代のことをいいます。
アクティブシニアは消費意欲も旺盛と言われており、ボリュームのある世代のため、国内の会社がこの世代のための商品やサービスを作りだすことも出てきています。
お年寄りが元気になれば、日本も元気に!
子育ても終わり、仕事も一区切りついた。
そんな人たちが活動的になってくれれば、日本はもっと元気になります。
今の60代の人は、昔の50代くらいの感覚だと思います。
生活のための仕事ではなく、
- 自分がやってみたいこと
- 世の中をよくするためのこと
をする絶好のチャンスとも言えます。
「今までやったことがないからできないのでは」と思わずに、「やってみたらおもしろいかも」という気持ちで、元気な高齢の方がチャレンジをしてくれれば、日本の景気も少しよくなるかもしれません。
新しいチャレンジをしているアクティブシニア(高齢者)を紹介
若宮正子さん【Appleのティム・クックCEOに呼ばれたおばあちゃん】
▲出典:BUZZ FEED NEWS
若宮正子さんは、80歳を超えてからプログラム言語を学び、アプリをリリースされた方です。
その実績が評価され、アップルの開発者イベントに招待されたのです。
パソコンを使い始めたのも60歳を過ぎてから。
勤めていたのも銀行。
まったくの未経験でありながら、アプリを作った若宮さんのニュースに私も驚きました。
▼若宮さんについてもっと知りたい方はこちら
田渕俊夫さん【日本画家の大家が5年かけて薬師寺の仏画を】
▲出典:NHK「おはよう日本」
1300年前に創建され、世界遺産に登録されている「薬師寺」。
かつて僧侶が祈りをささげた場所である「食堂」(じきどう)が、2017年5月に再建されました。
その食堂の「阿弥陀如来浄土図」を描いたのが田渕俊夫さんです。
田渕さんは、日本画家として成功されているのですが、仏画は初めてだったそうです。
大御所なのに新しいことにチャレンジするって、とても勇気がいることだと思うんです。
しかも、制作期間が5年。
完全にお金ではないと思います。
表現者としての限界に70歳を超えて挑戦された姿に感動しました。
出口治明さん【ライフネット生命創業者が、大学学長に】
▲出典:日経ビジネスオンライン
ライフネット生命の引き際もかっこいいと思っていましたが、その次のキャリアが大学の学長とは!
しかも、公募の他薦だったそうです。
来年1月1日より、APUの次期学長にライフネット生命 創業者 出口治明氏(@p_hal)を迎えることとなりました!是永現学長は12/31で任期満了されます。#立命館アジア太平洋大学 Meet Haruaki Deguchi, the next APU president. He will start Jan 1 when Dr. Korenaga's term ends. #ShapeyourworldAPU pic.twitter.com/UnOZivcWO4
— 立命館アジア太平洋大学 (@ritsumeikanapu) 2017年11月24日
立命館アジア太平洋大学(APU)と出口さんの組み合わせは、確かにワクワクします。
APUは大分県別府市にある、国際学生の割合が50%を超える国際的な大学で、先進的な教育をしていると評判です。
見学や取材に行った私の知り合いも口を揃えて「いいところだ」と言っていました。
出口さんの考え方はおもしろいですし、大分から何かが始まりそうな予感がします。
▼出口さんのことをもっと知りたい方はこちら
人生今が一番若い
ほかの人と比べることは、そんなに意味がないことなのかもしれません。
明日の自分よりは、今日の自分の方が若いのです。
新しいことに挑戦するのに年齢は関係ありません。
60歳を超えてチャレンジャーだっていいのです。
何か人の役に立てることや、自分が心から楽しめることが待っているはずです。
少しでもやってみたいことがあれば、やってみましょう。