きみと終活とわたし

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【TVタックル】橋田壽賀子の安楽死発言と、ビートたけしの亡き母への想いに思うこと

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Mr.Kuyouです。

 

2017年12月24日に、テレビ朝日系で『ビートたけしのTVタックル』恒例年末スペシャル『たけし&爆笑問題がメッタ斬り! 2017をザワつかせた人々!』が放送されます。

 

番組告知で、橋田壽賀子さんの「安楽死宣言」と、ビートたけしさんのお母様への想いが掲載されていました。

 

橋田壽賀子さんの安楽死発言

 92歳の橋田氏は「さすがに身体の衰えを感じるようになってこの先が不安。仕事もしたいと思わないし、友人もいないので安楽死を希望しているんです。私の死はマスコミにも言わない、偲ぶ会などもやってほしくない。ひっそりと死にたい」という。

ORICON NEWSより

 

まだ放送を観ていないので何とも言いにくいのですが、「延命治療をしない」ということと「安楽死」をいっしょに考えていらっしゃるのかな?と思いました。

 

「安楽死」というと、一般的には死期を人為的に縮める「積極的安楽死」を想像する方が多いのではないでしょうか?

 

しかし、日本では「積極的安楽死」は認められていません。

 

言葉の定義もあいまいですが、私がしっくりするのは、こちらの考え方です。

尊厳死と安楽死について|地歴公民|苦手解決Q&A|進研ゼミ高校講座|ベネッセコーポレーション

 

以下引用

安楽死
回復の見込みがなく、苦痛の激しい末期の傷病者に対して、本人の意思に基づき、薬物を投与するなどして人為的に死を迎えさせること。
日本では法的には認められていない。横浜地方裁判所の東海大学安楽死事件(1991年)に対する判決(1995年)においては、
(1)患者に耐えがたい激しい肉体的苦痛があること
(2)患者は死が避けられず、その死期が迫っていること
(3)患者の肉体的苦痛を除去・緩和するために方法を尽くし、代替手段がないこと
(4)患者自身による、安楽死を望む意思表示があること
の4要件を満たせば、安楽死が認められる(違法ではない)とされたが、これまで認められた例はない。
積極的安楽死とも呼ばれる。

 

尊厳死
回復の見込みがない傷病者に対して、本人のリヴィング・ウィル(生前の意思)に基づき、人工呼吸器や点滴などの生命維持装置を外し、人工的な延命措置を中止して、寿命が尽きたときに自然な死を迎えさせること。
植物状態におちいるなどしたとき、人工的な延命措置によって生命を維持し続けることは、人間としての尊厳を保っていないと本人が考えた場合、人工的な延命措置を行わずに自然な死を選ぶ権利があるとする考え方にもとづく。QOL(生命の質)を重視する流れから、この権利が求められるようになった。
消極的安楽死とも呼ばれる。

 

おそらく、橋田さんが言いたいのは「尊厳死」のことなのではないでしょうか?

 

「尊厳死」より「安楽死」の方が言葉の響きが強いですし、より多くの人に言葉が知られています。 

テレビで放送されると、簡単に「私も安楽死がしたい」と思う方もでてきてしまうかもしれないのが心配です。

 

法律が制定されていないので言葉があいまいな日本

自ら死を選択する「安楽死」と、自然な死を迎える「尊厳死」では全く意味が違います。

しかし、日本では法律に定められていませんので「安楽死」の解釈も組織や個人によって違います。

 

超高齢化社会を迎えた日本で、いまだにこの問題が積極的に議論されていないのは、「死」というデリケートな問題だからでしょう。

 

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私は、安楽死(積極的安楽死)については反対ですが、尊厳死(消極的安楽死)については、今後本人が意思表示をしていくケースが増えてくるのではと予想しています。

 

ビートたけしさんのお母様についての発言

 「母親が骨粗しょう症だったから、医師から骨にスチールを入れるかどうかって聞かれたんだよ。そうすれば歩けるようになるかもしれないからって。でも、入れると痛くなるのはわかっていたから迷っていたんだけど、本人が歩きたいって言うから手術してもらったんだ。そうしたら案の定『痛い、痛い』って。それで歩くことも出来なくってさ。その時は“俺はなんてことをしたんだろう”って苦しかったね。で、その後、母親は亡くなるんだけど、火葬場で骨を拾うときにスチールが出てきてさ、それを見てもう崩れ落ちちゃったよ」
ORICON NEWSより

 

親を想う子の気持ちが伝わってきます。

 

  • あの選択肢が最善だったのだろうか?
  • 他にも選択肢があったのではないだろうか?
  • もっと親にしてあげられたことはなかっただろうか?

 

親が亡くなったときに、多くの人が思ったであろうことをたけしさんが代弁しているかのようです。

 

たけしさんの場合は、お母様が望まれて手術をしたのにも関わらず、その結果が本当によかったのだろうかと思われていらっしゃいます。

 

終末医療では、ご本人が意思表示できないことも多く、ご家族が意思決定をするケースもあります。

その場合、ご家族で決断された方はずっと自分の選択について悩むこともあるでしょう。

 

身近な人につらい決断をさせないためにも、元気なうちに「エンディングノート」を書く必要性を感じました。

 

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最近、テレビや雑誌で終活関連の話題が増えている

視聴者や購読者の高齢化により、テレビや雑誌での「終活」特集が増えてきています。

 

どうしても過激な表現が多いのが気になってはいますが、今までタブーであった話題がお茶の間に届き、多くの方が「終活」に興味を持って頂くきっかけになるのであればいいことだと思っています。

 

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それでは。